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クオリテイ・スクールとは

グラッサー博士は「教育とは、何かを学ぶことが人生の質を高めることになると説得し、そのように取り込んでもらうこと」と定義付けている。【クオリティ ・スクール】では基本的欲求を満たす選択理論に基づき、強制や 批判のない新しい学校づくりの方法を示している。

グラッサー博士はクオリティ・スクール協議会を設立し、クオリティ・スクールヘの移行を呼びかけている。現在、クオリティ・スクール協議会に加盟し全校をあげてこの教育改革に取り組みその成果を上げている学校 (小・中・高)は、全米で200以上に及んでいる。

現在クオリティ・スクールはグラッサ一・クオリティ・スクール(GQS)と呼ばれている。グラッサ一の理論に基づくクオリティ・スクールという意味である。GQSに認証されるためにはいくつかの基準をクリアーする必要がある。

  1. 2年以内に突発的な問題は別として、生徒指導上の規律違反の問題はほとんどなくなっている。
  2. アチーブメントテストで今までの成績を上回る成績を修めている。
  3. 悪い成績(B以下)はなくなっている。コンピテンス(できるレベル)を全生徒が身につけている。
  4. どの分野であってもよいが「上質」と呼ばれるレベルの取り組みを生徒全員がしている。
  5. 教師、生徒、保護者は選択理論を学んで生活に活かしている。
  6. 喜びに満ちた学校環境が出来ている。

こうした基準をクリアーした学校は2002年現在で米国には10校ある。その最初の学校となったハンティントン・ウッズ校は公立の小学校で、子どもたちは勉強が楽しくってしかたがないと聞いている。勉強は本来楽しいものであるはずだ。


原克之 作製 ©2004


参考書籍